深圳製のカメラレンズを買った

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先月は誕生月ということで、珍しく色々物を買った。そのうちの一つが、深圳の七工匠(7Artisans)が販売するマニュアルレンズ・25mm F1.8 MFTだ。シンガポールの通販サイトだと、送料込みで8,200円くらいだった。

F1.8だけあって、よくボケる。花を撮るとこんな感じ。

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ピントがあってるところは、なかなかシャープに撮れる。

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ただボケはあまり綺麗じゃない。背景が複雑だと、グルグル・ザワザワして気持ち悪い。

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夜景から焦点を外すとこんな感じだ。

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絞り込んでやると風景写真にはいい。写ルンですで撮ったような雰囲気だ。

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【感想】このレンズの魅力は、新品なのにオールドレンズの味と雰囲気が楽しめるところだ。安いから雑に扱えるのもいい。鏡筒も金属製なので、傷すら味になる。正確さを求めるなら、1万6千円で買えるパナソニックの25mm F1.7がいいだろうし、ボケを求めるなら、中一光学やコシナの25mm F0.95を買ったほうがいいと思う。ただ、週末のお出かけにカメラを持っていくときには、そこまでガチにならなくてもいいよね。シャッターチャンスなんて逃したっていい。だって明日も歩く道だから。そんなときに、このレンズいいなって思います。

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髪に効く? シャンプーと漢方

3-4年前から、前髪から頭皮が透けるのが気になっていた。上から光があたると特に顕著で、洗面台の前にたつと憂鬱になった。シンガポールは日差しが強いせいか、男女問わず薄毛が多い。加えて自分の祖父はツルツルだったし、父もフッサフサとは言えなかった。だから、これも運命かもなと思っていた。それが、ここ数ヶ月くらいで状況が改善したのだ。思い当たるのは、シャンプーと漢方だ。

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シャンプーは、ロレアルの抜け毛防止用(女性向け)を使っている。妻が買ったものだが、妻の肌には成分が合わなかったようで、勿体ないから残りを使うことにした。

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漢方は、田七人参の粉を水に溶いて飲んでいる。この記事を読んで、疲れやすさに効くかなと思って飲み始めた。

この2つが原因という確証はない。今の職場のストレスの無さや、結婚して生活が整ったことも効いていると思う。ただ、ひょっとしたら、と思って書いておく。日本では手に入らないかもしれないが、シンガポールなら普通に薬局で手に入る。試してみてほしい。

続々・深セン記

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5月の頭に深圳と汕頭に行ってきた。深圳に行くのは2年ぶり4度目。今回は田中さんに案内してもらったおかげで、また新たな深圳を知ることができた。上の写真は深圳のOCT LOFTという街区で撮った。電気街の喧騒とはうって変わって、綺麗めなカフェやショップ、ギャラリーなんかが並んで居心地がいい。常夏のシンガポールではできない街歩きが楽しめて、思いのほか癒された。

今回、初めて中国の新幹線に乗った。Trip.com のiPhoneアプリを使えば、海外からでも簡単に予約と決済ができる。乗車前に窓口で切符を受け取る手間はあるが、それでもJRよりは予約システムが開かれていてありがたい。

タクシー配車サービスのdidiも使った。普通のタクシーだとドライバーとのコミュニケーションに四苦八苦するが、didiのおかげで安全に移動できる。使用感も、UberやGrabと大差がない。

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深圳では大芬という画家と画商でひしめき合っている街にも行った。かつては名画の模倣で有名だったようだが、現在は模倣とも独創ともとれない油絵が所狭しと並んでいた。草間彌生のインフィニティネット風の絵があったら買おうと思ったが、残念ながら見つけられなかった。ただ、カボチャ風のはあった。圧倒的に多いのはゴッホ風で、たまに奈良美智風のがあった。描きやすさ・色数・キャンバスのサイズ・アーティストの人気、などが反映されているのだろう。

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汕頭では美味しいものばかりを食べたが、今回も深圳ではハズレ飯を引いてしまった。シンガポールに長く住んだせいで、中華に対する期待値が高いのかもしれない。とはいえ深圳の露店やフードコート、ファーストフードの食事は、博打要素が高い。それでも蘭州(兰州)拉麺の汁なしだけは裏切らない。中国北部の麺の旨さと、ムスリムのスパイス使いの巧みさが合体して、最高に美味しい。喫茶店で食べるスパゲッティみたいなところもあるから、日本人の口には合うと思う。