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「印象の工学」とはなにか

本書は,感性工学の行き詰まりを解消するために「印象」に焦点をあてておこなわれた取り組みについてのものだ(感性工学は80年代末,印象の工学は90年代中頃の出).取り組みの狙いは,良いもの・良いサービスからうける印象を分析し,それを逆推論することで効率的に良いもの・サービスを作ろうという点にあった.ものそのものを効率的に作ることから,良いものを効率的に作るためへのシフトを目指したのだろう.ざっと読んだだけだが,神宮英夫氏の発言・論文は,ちょうど僕が考えていたことに通じるものがあり,刺激になった(分析では印象の限定的な部分しか切り出せない,ってあたり).

クオリアもきっと,感性工学や印象の工学の行き詰まりを解消する取り組みのひとつなんだろう.そういやSONYクオリアは,いったいなんだったんだろう.高級高品質なブランドではあったけど...