砂の器

松本清張シリーズも見ようと思って借りてきた。1974年の丹波哲郎加藤剛が出てるやつ。うーん。吉田学校もそうだったけど、なんか物足りないな。でも役者たちがみんな良い顔してて、そこは今の日本映画にない味だと思った。昔から僕はミステリが苦手で、これまで読んだり見たりしてこなかったんだけど、実に科学的な論証方法でできてるんですね。そのフレームのなかで、いかに人間味が出せるかが技の見せどころなんでしょうな。そこに論文にも似た面白さは感じました。