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連行

23日(木)の続きから。戦慄のワークショップの後、現地のCG-Arts協会的な存在であるATAを見学。リマ旧市街の中央にある風情の在る町並みの一角にそれはあって、眺めのいいベランダを持った広大なアトリエ(ラボ)は、制作をするのに素晴らしい環境だった。その後、マンションに帰って近所のレストランで遅めの夕食。アンティークチョっていうハツの串焼きを食べた。これまた野趣に溢れていて美味い。

Lima

24日(金)。この日は久々にゆっくり眼を覚まし、滞在しているマンションの家賃を支払った後、韓国料理を食べてから会場入りした。この韓国料理がハズレだった。豚の臓物(スンデ?)をそのまま煮込んだようなスープ料理を試したら、この日の夜まで胃腸からむせ上がる臭気がとれなくて、地獄を見た。昼過ぎからワークショップ。昨日に引き続き、通訳を務めて頂いた方の助力により、なんとか切り抜けることができた。そして夜に入り、出会った方々に挨拶を済ませ、部屋に帰った。これがリマで過ごす、最後の晩だ。簡単に荷支度を済ませ、海に向かって歩き、ショッピングモールみたいなところで夕食を食べ、海を眺め、軽く一杯ひっかけたのち、寝た。

25(土)。スーツケースをマンションの管理人に預け、出国まで街を散策。リマの新市街周辺は極めて平和だ。人々は優しいし、雰囲気も穏やかで、これでスペイン語さえ話せれば楽しいのにって痛感した。遺跡のようなものをみて、デパートで服や靴を眺めて、それでもまだ時間があったから、日が暮れるまでスパ(健康ランドみたいなとこ)でボーッとしていた。マンションのシャワー事情が良くなかっただけに、久々につかる風呂は極楽だった。

夜。タクシーで空港へ向かう。飛行機は遅延していて、離陸は26(日)の1:30。既に体力は限界に達していたので、旅立つやいなや眠りに落ちた。そして8:00ごろにヒューストンに到着。飛行機を出た瞬間に、夏を感じた。が、ここからが曲者だった。入国審査直前で、僕に麻薬捜査犬のアホが飛びついてきたのだ。そのせいで、パスポートを取り上げられて、みっちり念入りに荷物を調べ上げられた。もちろん無実だったわけだけど、リマの空港でうつらうつらしてただけに、コカインを突っ込まれてたらどうしよう、とか考えて一時は顔面蒼白になった。解放されて、ほどなくして、成田行きの飛行機に乗る。そして27日(月)の夕方、無事に日本に帰って来れた。

今回の旅は、久々の一人旅ということもあって、とにかく新鮮だった。やる気を見いだせたし、また自分自身の問題点も見つめることができた。そしてなによりペルーの人々の心地よさ。事件でも、名物でもなく、そこで生きている人のもつ魅力を感じることができて、それが本当に良かった。ムチョグラシアス。

補記:食事では、シーフード系チャーハンが最強だと思いました。チャオファって呼び名で、どこでも具沢山のが手頃に食べれます。あと地中海系の文化を受け継いだ各種料理は、どれも美味しく食べれます。セビッチェもまた美味しいのですが、ライムの酸味が強すぎて、生魚の香気が消されてしまっている感があります。生魚の匂いを楽しめる日本人的には、やはり醤油や岩塩で味を引き締めつつ、そのまま頂きたいところ。折衷案としてポン酢なんかとりいれるとフュージョンが進むと思いました。

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