食はNUSにあり

シンガポール国立大学で働き続ける理由のひとつに、学食の美味さがある。多民族&外食文化のおかげで、大学で食べれるご飯の種類が豊富で、安くて、美味い。広大なキャンパスの中には20箇所くらい食堂があるので、働き始めてこのかた6年、飽きることがない。

最近はビジネススクールのインド料理屋が気に入ってる。学食の割に値段がするんだけど(それでも500円以内)、大学近辺で最も美味しいインド料理屋といってもいいくらい洗練されている。とりわけナンが美味い。香りが強くて、モチモチしている。あまりに美味いから、「おい、食べてみろよ」と、妻を家から呼び出したくらいだ。

会員制の中華料理屋も美味い。卒業生向けだが、職員もおこぼれにあずかることができる。なぜか一年を通して北京ダックが安く食べられる。昼間は点心が美味しい。そんなわけで、シンガポールにゲストや家族が来たときなんか、よく食べに行く。

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最近は学内にもサードウェーブ系のカフェが増えてきて、変わったワッフルが食べれる店もできた。「なんか灯油くさいワッフルだね〜」と言いながら夫婦で食べた。高級食材には疎いから、まさかトリュフ入りとは思わなかった。

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シンガポール国立大学が、今年の大学ランキングでアジア一位になったというけど、ノーベル賞受賞者はまだ出てないし、期待値込みの結果だと思う。ただ食環境に関しては、確実に世界トップクラスだ。そんなわけで、日本の皆さんも一度NUSを見に来たほうがいいと思うよ。