Kiss X3にマグニファイングアイピース・Nikon DK-21Mをつけた

Kiss X3を買ってから,一眼レフへの機械的な興味が一層強くなる次第.電気屋の近くを通りかかれば,いつしか身体はカメラ売り場に向かっている.そして上位機種を手にしては,ついついファインダーを覗く始末.そんなことをしているうち,だんだんとKiss X3のファインダーに我慢ならなくなってきた.

Nikon マグニファイングアイピース DK-21M
ニコン (2005-12-16)
売り上げランキング: 15863

買った当初から思っていたことだが,Kiss X3のファインダーは,とにかく見づらい.なぜ見づらいか.ファインダーに映る絵が極めて小さいためだ.ゆえにピントが合っているかどうか判別がつかず,マニュアルフォーカスが激烈ムズい.それをなんとか解決できる方法はないかと調べたら,ファインダーの絵を1.17倍にしてくれる道具が見つかった.それが上のマグニファイングアイピース

nikon DK-21 with EOS kiss X3

Nikonの製品なのに,Kiss X3にもスッとハマり,ピタっと留まる(ただしカチッと固定はされない).試しに覗いてみると,覗き口は小さくなったものの,見れば視界に収まらないくらい絵が大きくなってる!で,肝心のマニュアルフォーカスはどうかと言えば,実のところ,気持ちイージーになったかなって程度.まぁ1.17倍じゃそう変わらないか.あとは経験を積んで,腕を磨くしかないね.ここは頑張りどころだ.

Nikon DK-21M with EOS kiss X3 Nikon DK-21M with EOS kiss X3

ただ,思わぬところに長所があった.ファインダーが迫り出すようになったおかげで,メガネ越しにも覗きやすくなったし,鼻の頭が液晶モニタにぶつからなくなったのだ.メガネのレンズと液晶モニタが皮脂まみれになって,写真を撮るたびブルーになっていた人は,絶対に買うといいと思う.僕はそれでかなり満足してる.

※2010年7月27日追記:いつの間にかとれて無くなってしまいました。なので今はKiss X3に付属していたアイピースを使っています。お使いになる方は、カメラとDK-21Mの隙間にビニールをかまして外れないようにするなど、工夫する必要がありそうです。