この国にきて、もうすぐ2年。だからこそ、シンガポールってどんな国?と聞かれると、困ってしまう。なぜなら、カジノもF1もマーライオンも、いわゆるカッコつきの観光資源は、氷山の一角に過ぎないから。シンガポールは、厳格だけど適当で、管理されてるけど猥雑で、それが人にも文化にも環境にもあらわれている。それをうまく言葉にできないから、ずっとずっともどかしかった。そんな折、最高の映像を見つけた。
全世界的に、PSYのガンナムスタイルのパロディが流行ってるみたいだけど、そのおかげで飾らないシンガポールの風景、シンガポーリアンの生活が世の中に出てくることになった。僕は、この映像に出てくるような住居に住み、バスや電車にのって通勤し、こういう人達に囲まれて、日々を暮らしています。
こっちのバージョンも面白い。この2本をみれば、シンガポールがどんな国か理解できると思う。ほら、奇妙な国でしょ?どこか胡散臭いでしょ?でも、なんか面白いでしょ。良い国ですよ、シンガポール。