32

本日をもって32歳になった。シンガポールにきて3度目の誕生日。2011年*1・2012年*2に引き続き、今年も現時点で思うことなどをメモしておこう。

  • 4月になって、また上司が変わった。上司が変わると、職場の雰囲気がガラッと変わる。恐ろしいほど変わる。そうした変化も、これで3度目。変わることにも慣れてきた。
  • 2012年は課外活動に精を出した。ひとつは水泳。ジョギングなどと比べて、汗をかかずに済むのが常夏では嬉しい。職員は大学のプールが安く使えるので、週に2-3回、勤務前に泳ぐことにしている。もうひとつは醸造。これは最近日記に書いた通り。現在は、どぶろく蜂蜜酒のミードを醸造している最中である。他にも、スケールモデルを作ったり、文字をなぞったり、今まで自分がやってこなかったことに挑戦している。新しいことを始めると、新しい道具も必要となる。そうしたものに触れるだけでも、いろいろ発見があって、なかなか楽しい。
  • この1年よく読んだ本は、加島祥造のタオと、岩波のゲーテとの対話。自分の哲学を鍛え直そうと、むさぼるように読んだ。中身は大概忘れてしまったが。最近は先輩に西村賢太の小説を貸してもらったのを契機として、彼の小説と、中上健次の小説とを比べながら読んでいる。
  • メディアを通じて感動することが少なくなっている。音楽や映画、漫画やテレビ、インターネットを通じて、なにか思ったり、新しいことに気づいたり、鳥肌がたったりといったことが、2012年度はほとんどなかった。強いて言えば、ゼロダークサーティか。
  • そろそろ次の職を考える時期だ。日本かシンガポールか、それとも他の国か。大学か企業か、それとも起業か。自分にできること・やれることを冷静に見つめながら、楽しいものが作れる職を探したい。