覚書

甘酒を作った後、現在までにどぶろくを1回、ミードを2回(3日発酵・10日発酵)作った。そこでわかったことなどを、乱雑ではあるが、書き留めておこうと思う。

  • 職場から少し北に行ったところに、醸造用品店を発見した。主にビールがメインだが、ワイン用の酵母も扱っている。http://www.ibrew.com.sg/
  • ワイン用のイーストを醸造に使用したところ、頭痛のしないどぶろくを作ることに成功した。調べたところによると、パン用のイーストには発酵を促進するための添加剤が含まれているらしい。それが頭痛の原因だったのかもしれない。
  • どぶろくは、あと数回で頭打ちになると思う。あと変えられるパラメーターは、米と水の種類と炊き具合だろうか。
  • 一方、ミードは簡単で美味しい。基本は、蜂蜜を水で薄めてイーストを入れるだけ。あとは数日待てばできあがる。発酵が短いと、甘みも炭酸感も強く、はちみつレモンのような味。発酵が長いと、アルコール度数があがり、シードルのようになる。飲料としては前者のほうが美味しいが、酔えない。
  • 蜂蜜には、イーストの発酵を促進させる栄養分がかけているらしく、二度目のミードの醸造にはレーズンをいれた。効果は抜群であった。
  • 生酒は、イースト菌を含め各種菌類が生きているため、飲みすぎると下痢になる。そこで10日間発行させたミードには、炊飯器による湯煎で火入れ工程を加えた。その結果、炭酸感は失われ、匂いも幾分薄くなったが、腸内細菌を殲滅するような刺々しさはなくなった。
  • 長期醸造したミードは、若干味が単調である。先人にならってナツメグやシナモンを入れると、深く楽しめる気がする。