連休の最中に42歳になった。子供のころは、平日が1とすれば、誕生日には100くらいの価値があったけど、今は1.002くらい。35歳を超えたあたりから、今、自分が何歳かという自意識すらなくなってきて、中高年という芒洋さを、ただただ動いている感じ。ジェネリックのアリナミンVが欠かせなくなっている。
40歳から始まった厄年も、今年でようやく終わる。前回の厄年は、ちょうど大学院の修士課程の頃。あの頃も、いまいちな日々を送っていた。そして後厄の年に、日本がWBCで優勝したのが記憶に残っている。そういえば、今年も日本がWBCで優勝したっけ。
ふと、父が42歳のころは、どんな気分で生活してたんだろう、と考える。死後24年近い年月が経ってしまったから、記憶もおぼろげだけど、溌剌と働いてなかった印象がある。いろんな鬱屈を抱えていたんじゃないだろうか。当時の父との対比と類推で、自分はまだ生きていられるような気もしているが、ある日、ばったり死んでしまうのかもしれない。