脱プロトタイプ

古い作品を作り直していて、そろそろプロトタイプという概念を捨てても良いんじゃないかと思うようになった。自分はデザイン思考を通過してガジェットを作り始めたため、作品とはコンセプトであり、プルーフ・オブ・コンセプトとしてプロトタイプを作ってきた。そうしたプロトタイプを、今後はもう少し丁寧に作りたいと考えていて、それはもうプロトタイプと言えないのではないかと感じている。しかるべき手間をかけて、自分がいなくても、いなくなっても動くようなものを作りたい。