陸自は夢色迷彩の戦車を飾れ

昨日、朝霞にある陸上自衛隊の広報施設「りっくんらんど」に行った。プラモデルで作った戦車の実物が見れて自分は大興奮だったが、子供は心底つまらなそうにしていた。「うわー、10式と90式と73式がいるよー!」と歓喜の声を漏らす父を尻目に、原っぱの草を蹴っていた。ほかにも家族連れがチラホラいたが、ほとんどが男児連れだった。まぁ、女児は地味色無骨な重機に興味は持たないよね。唐突だが、工学部に女子が少ないのも、そういうのが根っこにあるんだと思う。最近、大学の入試や教員採用で女性枠を作るという動きはあるけど、機会というより結果で調整しようとするから、どうしても軋轢が生まれる。割りを食うのは相対的にジェンダーに理解のある若者で、ジェンダーに理解のなかった中高年ではないから、世代間格差も産んでしまう。結果は見えにくいだろうが、子供のうちにから女児が理工系に興味に持つように、手を打っていくほうがいい。たとえば次のプリキュアは、理工系をテーマにしてもらえるように働きかけるとか。陸自はピンクと紫の迷彩戦車も展示するとか。