CNC フライスは切削屑がすさまじく、身体にも作業環境にもダメージを与えるので、気軽に使えない。なので集塵機を作ることにした。最初は純正の集塵機を、モノタロウの安価なクーラントホースを使って模してみたが、雀の涙ほどしか集塵できなかった。その悲惨さは、下の動画をみるとわかると思う。
途方に暮れていたところで、Youtubeで良さそうなデザインを見つけた。画用紙の蛇腹を作り、それでエンドミルを覆うことで、完璧に集塵を回収できるというもの。
早速自分も3Dプリンタと画用紙を使ってCL200用に作ってみた。磁石脱着式なので、原点調整した後に装着する。
一言で、完璧だった。先日のアンモナイトをMDFで切削してみたが、一切切り屑は飛び散らなかった。画用紙なのもいい。耐久性には欠けるけど、そのおかげでエンドミルを折ったり、素材を壊したりしないと思う。実に素晴らしい設計です。感謝！
集塵機本体にはツインバードの掃除機を使っている。小型かつサイクロン式なのに吸引力があって良い。ちょっとうるさいけど、いずれ本体と集塵機、もろとも箱の中にぶちこんでやりたい。
