2019-01-01から1年間の記事一覧
Anycubic Photonを使いはじめて1年がたった。この間にPhotonの値段は半額以下(6万円→3万円)になり、Photon-Sという後継機種も登場した。レジンの販路も増え、競合他機種も出てきた。2019年は激変の時代だった。自分もユーザとしてノウハウがたまった。すると…
新しい街に引っ越し、新しい場所で働き始めたので、今年はいろんなものを買った。そのなかで特に良かったものを列記しておこうと思う。 工具: イノウエのカーボンはがしヘラ 2019年に買った工具で一番よかったのは、イノウエのカーボンはがしヘラだ。3Dプリ…
2019年が終わろうとしている。現職は夏季休暇が1ヶ月と短いぶん、学期末がくるのも早い。授業も今週でほぼ終わった。あとは試験と採点が残るのみで、声を張る必要はない。 教員としての最初の一年は、ほぼ授業準備と研究環境の整備へと費やすことになった。1…
すっかり鍋の季節だ。先日も家で鶏野菜みそ鍋をやったのだが、うっかり〆のネタを買い忘れてしまった。冷蔵庫にはうどんがひと玉。これだと二人で食べるには物足りない。めぼしい食材といえば、パントリーに素麺が1束あるくらい。 ふむ、じゃあ両方とも入れ…
シンガポールに住み始めたのは2010年12月だが、以後3年強はルームシェアをして暮らしていた。一人で住めるようになったのは2014年2月のことで、自分専用の作業場が手に入った喜びも手伝い、大枚をはたいて3Dプリンタ(Makerbot Replicator 2X)を買った。その…
3Dプリンタの敵は、温度と湿度の変化だ。マテリアルを劣化させず、安定してモデルを出力するために、気温が高くて、湿度の低い室内を維持したい。そこで今年の2月から作業部屋に温度湿度計を置くことにした。安心のタニタ製だ。 これが想定以上に良かった。3…
春から関東の郊外にある2LDKのマンションに住んでいる。駅に近いほかは誇るところのない部屋だが、夫婦で住むには十分な広さで、生活空間と作業空間が分離できたのは嬉しい。 一方、インターネットに関しては不満があった。長細い間取りの、鉄コン造のマンシ…
学生の頃、調味料はシャンプーやトイレットペーパーと同等だった。好んで買うというより、無いと困るから買うもので、いつもスーパーの特売品で間に合わせていた。料理の味付けは、決まって塩と胡椒、そして砂糖と醤油だった。これに麺つゆと味噌が加わるこ…
新しい勤務先では、文具ウェブマガジン pen-infoの土橋さんが書いた「モノが少ないと快適に働ける」を参考に、まずは個人用の作業場を作っていくことにした。 大きめの机を使う。机の上には物は置かない。死蔵品を溜めてしまう引き出しもなくす。働き始めの3…
シンガポールと比べて、日本は物にあふれている。日本で物を買うのは、河原でお気に入りの石を見つけるようなもので、楽しいというより、難しいものだ。みな大なり小なり、物を選ぶことにストレスを感じているに違いない。だからこそ、一人がみつけた正解や…
先週末に、念願の「ウェルビー」に行った。ウェルビーとは、名古屋に3店舗を構える男性サウナの専門店。タナカカツキさんのサ道を読んで以来、ずっと行きたいと思っていたのだ。 漫画で絶賛されたのはウェルビー栄店の「森のサウナ」だが、今回は台湾ラーメ…
シンガポールから帰ってきて暫くの間は「やっぱり日本の方がいいでしょ」と言われることが多かった。確かに日本は良いところで、物価も安いし、物流も発達しているし、自然も伝統文化もある。物作りに対する社会の理解もある。だけどシンガポールだって負け…