浄水器を買った

今年はブラックフライデー浄水器を買った。3,000円もしなくて拍子抜けした。

これまで近所のスーパーで浄水を汲んでいたんだけど、最近そのサービスが終わってしまったので、ここしばらくは水道水を飲んでいた。埼玉の水道水は、東京ほど臭くはないけども、かといって岐阜ほど美味しくはない。ペットボトルにはいったミネラルウォーターのように、グビグビとは飲めない感じ。

浄水器を通しても、たいして美味しくはならないのだが、添加物がなくなるためか、口当たりは柔らかくなる。軟水らしさが如実に強調されるような感じ。酒を水割りにするにはいいのかもしれない。

うつろいの研究室

自分は現職で「うつろいの研究室」を主宰している。

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これまで自分は「変わるもの」「変わったもの」を作ってきた。傘が刀になったり、鞭が剣になったり、立方体が回転したり。理由を問われると、返答に困窮するが、ひとつにロボットアニメにまみれて育ったからだ。変形や合体は、当然であって、無いほうが不自然だ。

表現の世界は変わるものが自然だが、実際の自然や現実こそ変化に満ち満ちている。コロナ禍なんて誰も想像しなかったし、それにともなって社会も経済も変化した。人間が関与しなくても、季節が変われば植物は葉の色を変えるし、毎夜のことで月の形も変わる。すべての命は生から死にむかって変わり続ける。世界のエントロピーは広がって、戻ることはない。自分自身も、変わり続けている。変わるもの、変わったものを作ることは変わっていないのだけど、一つの場所に暮らし続けてきたことがない。

なにか研究室の名前をつけるなら、こうした自分が平気にできること、そして考えが尽きないものを対象にしたいと思った。だとすれば変化をおいて他はない。

だが、可変研究室とか、遷移研究室という風に、漢字をあててしまうとなにか違う気がした。形ないもの、定義しにくいものを扱いたいのに、なにかもうすでに正解があるような感じがして、違和感があった。安心や安定を感じさせては、変わることができない。

 

ちょっと前に書いたけど、自分はいい時間が過ごせたらいいと思って、いつもものを作ってる。いい時間というのは曖昧だけど、例えば何時もと違う道を行くのも好きだし、ちょっと変わったやり方をしたり、手間をかけたりすると、いい時間を使ってるなぁと思う。

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とくに旅なんかは「いい時間」を感じる。刺激を受けることも、よく考えることもできる。人生は旅と言ったのは松尾芭蕉だったけ。ところで俳句のような文章のひとくだりをpassageという。そしてpassageは旅や、変化、移動、抜け道も意味している。だからきっと、自分が掲げるべき言葉は、passageである。いいpassageを作りたいし、その場所として研究室があってほしい。

 

このpassageを、再度日本語にすると何がいいのかな、と考えて、たぶんうつろいなんじゃないかと思った。 当初は英名をThe Passage Labにしていたけど、まぁ研究室は日本語話者しかいないし、母語を使ったほうが自由だろうと思って、The Utsuroi Labにした。

粉瘤とティーツリーオイル

自分の右肩には、ちょうど肩を揉んで気持ちよくなるあたりに、粉瘤(ふんりゅう)がある。皮膚の、ある毛穴の奥に、袋がある。普段は、触っても存在感がないくらい、小さい。ただ、仕事が忙しかったり、精神的に滅入ったり、体の抵抗力が弱まると、袋は膿がたまって、膨らんで腫れて、500円玉より大きいくらいになる。中心部が盛り上がって、それに引っ張られてまわりのかわも隆起するから、目玉焼きのようになる。腫れてる時は、リュックなんて背負えないくらい、痛い。

最初に腫れたのは2007年で、その次が2013年ごろ。そして子供が生まれた2020年末、久々に粉瘤が腫れた。病院にいっても抗生物質をもらうだけだし、根治するには手術で袋を摘出するしかない。いずれにせよ腫れているときは、炎症が治まるのを待つしかないようで、嫌な気分で日々を過ごすことになる。

粉瘤にはたこの吸い出しがいい、といわれている。ちびまるこちゃんの故さくらももこが、それで直したからしい。が、これはダウトだと思う。少なくとも自分には効かない。タコの吸い出しは、硫酸銅サリチル酸で、皮に穴をあけて、膿の出口を作る薬だ。ニキビのように触ってつぶれるくらいの腫れ物なら効く。でも、皮膚の奥深くにいる粉瘤には、太刀打ちできない。

どうせ気休めにしかならないなら、自分はティーツリーオイルに頼る。殺菌効果のあるアロマオイルだ。ティーツリーオイルはシンガポールの薬局でよく売っていて、2回目の炎症から使用を始めた。3回目もティーツリーオイルを塗っていた。即効性があるわけじゃないが、じわじわと腫れは引いていった。