秋の自転車雑感2

9月に入ってから、夜は自転車に乗るのが肌寒く感じるようになった。かといって、本格的な防寒着では大袈裟だから、少しは風が防げて、多少は撥水するものを、と探して、ノースフェイスのウィンドブレーカーを買った。元はランニング用なのでペラペラだ。気温20度前後で暑く寒くもない感じ。朝は丸めてカバンに入れておいて、夜に取り出して使っている。使い始めて1ヶ月ほどになるが、なかなか満足している。

ノースフェイスは、アジア展開だとXXLくらいがちょうどいい。グローバル展開だとXLかな。自分は試着嫌いなので、自分にあったサイズ感の服が見つかると、そこのブランドのものばかり買ってしまう。靴も同じ理由で、ニューバランスばかり買っている。カジュアルな服は、それでいい。でも、スーツやドレスシャツや革靴は、いまだ既製品で正解が見つかっていない。まぁ、そうした服を極力着ないで済む職業だから、そこまで困ってもいないんだけど。とはいえ、一度は県民共済でシャツでも作ってみようかな。

www.saitama-kyosai.or.jp

秋の自転車雑感1

久々にDahon Horize(折り畳み自転車)に乗って買い物に出たら、平地を数km走っただけで筋肉痛になった。いつもGios Mistral(クロスバイク)で坂道を駆け上がっているのに、だ。これはたぶんギア比が関係しているのだと思う。Horizeでスピードを出そうと7速、8速にギアを進めると、ギア比は4を超える。Mistralならもっと軽いギア比で同じスピードが出せる。いい自転車は筋肉や関節への負担が優しい。無理をさせない。

Mistralはすこぶる快調で、丈夫で、文句をつけるところがない。調整するのは、もはやタイヤの空気圧くらいしかない。適正の7気圧だと、まるで雲の上を走っているようで、ダイレクトに走れている感じがしない。ちょっとした段差でも前輪が弾けるし、下りの砂利道は怖い。5気圧まで下げると、今度は登り坂でグリップしすぎる。ただでさえ往路は弁当水筒で荷物が多いので、なおさら疲れてしまう。よって間をとって、6気圧くらいがちょうどいい。とはいえ、それも体調や天候によって微妙に変わってくるので、日によって良し悪しが出る。それが面白い。

 

死への距離

もうすぐ子供が一歳になる。生まれたての頃は余りに小さく、命も儚げに見え、寝息も立てずに寝ていると、死んでしまったのではないかと不安にもなったが、ありがたいことにスクスクと成長し、誰に似たのか寝相も悪く、昨晩も父の背中を蹴飛ばしながら、何食わぬ顔で熟睡していた。今にして振り返ってみると、誕生の瞬間から生命力と余命に溢れていたのは子供のほうで、死に近いのは圧倒的に自分である。保護者になると傲慢になって、事実が見えなくなってしまうのだろう。親がなくとも子は育つ。この格言を胸に、謙虚に子育てをしたい。