MacBook Proを使い始めて3年半にもなると、一部のキーが割れたり剥げたりして、打鍵感が悪くなる。そこでAliExpressからキートップを取り寄せて、自分で修理することにした。これが鬼門だった。
文字のように正方形のキーは、比較的簡単に交換できた。問題はシフトのように長方形のキーで、なんどやっても内部のバタフライクリップを壊してしまう。そんなわけで、追加でバタフライクリップの部品も注文することになった。
バタフライクリップを含めたキートップの交換方法は、この動画が詳しい。一見すると簡単そうだが、絶妙な力加減が必要なのだ。iFixitは、スペースキーの交換には熟練の修理工でも難儀すると、動画で言及している。
Appleは素晴らしい製品をつくる会社だが、近年の商品、特にラップトップには不満が残る。バタフライキーボードは、壊れやすく、修理もしにくい。TouchBarも、使い勝手が良いと言えない。現行のMacBook Pro 13のUSB-Cポートは足りないし、MacBook Pro 14はポート配置も含めて不格好だ。
思えば2015年頃のMacBook Proは最高に使いやすく、美しかった。このデザインで、サンダーボルト部分がUSB-Cにさえなってくれれば、文句ないんだけど。
