ガシ、ボキー

先日、1年ぶりに帰省した。帰省したとはいえ、年度末は年度末でやるべき仕事があり、オンラインで参加する会議もあって、移動しない日は両実家の元子供部屋に篭って、椅子代わりの布団の上でパソコンの画面と向き合っていた。

そんな帰省でも、良かったことはあった。まず、従兄弟の子供たち(8歳)が自分の子供(3歳)と遊んでくれたこと。自分も優しい従兄弟たちに遊んでもらえたことを思い出して、ありがたさに感動した。次に、弟が唐突に「ガシ、ボキー」と言ったこと。今年のM-1で一番面白かったトム・ブラウンのネタを、弟も好きだったことが知れて、端的に嬉しかった。

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最後に、帰省の道すがら、運転する自分の眠気をはらすため、車内で子供がいっぱい歌ってくれたこと。自分も子供の頃、父のためにそれをした記憶がある。

クロスバイクのタイヤを履き替えた

4年目の自転車通勤に向けてタイヤを交換した。今回もVittoriaのRubino Pro 3を選んだ。上の写真で、左が3年使ったもの、右が履き替えたばかりの新品だ。前回はタイヤ幅23Cを使っていたが、今回は25Cにした。23Cだと自転車のフレームの太さに比べてタイヤの細さが貧相に感じたが、25Cならバランスがいい。チューブはVittoriaのが買えなかったので、パナレーサーのR'airにした。

Rubino Pro 3は噂通り丈夫で、これまでにパンクは一度だけ。側面のトレッドは残っているし、もう少し使えた気もするが、安全をとって交換した。古い後輪の断面はこんな感じ。

可能性に満足してはいけない

学生時代のころは、金もないのにラーメンばかり食べていた。

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なかでも思い出深いのは、一人暮らしをして初めて食べたラーメン「だし屋」だ。ramendb.supleks.jp

家系ラーメンをベースに、昆布や椎茸の出汁がブレンドされて滋味深く、風邪をひきそうな時こそ食べにいった。そのだし屋は、自分が卒業した後、2010年代の中頃に閉店してしまった。その後、店主は別の店舗を構えたとの情報をネットで目にした。いつかまた思い出のラーメンが食べれるんだ、という可能性だけで嬉しくなっていた。

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が、その可能性はゼロになった。昨年、店主が亡くなってしまったのだ。