可能性に満足してはいけない

学生時代のころは、金もないのにラーメンばかり食べていた。

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なかでも思い出深いのは、一人暮らしをして初めて食べたラーメン「だし屋」だ。ramendb.supleks.jp

家系ラーメンをベースに、昆布や椎茸の出汁がブレンドされて滋味深く、風邪をひきそうな時こそ食べにいった。そのだし屋は、自分が卒業した後、2010年代の中頃に閉店してしまった。その後、店主は別の店舗を構えたとの情報をネットで目にした。いつかまた思い出のラーメンが食べれるんだ、という可能性だけで嬉しくなっていた。

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が、その可能性はゼロになった。昨年、店主が亡くなってしまったのだ。