学生時代のころは、金もないのにラーメンばかり食べていた。
なかでも思い出深いのは、一人暮らしをして初めて食べたラーメン「だし屋」だ。ramendb.supleks.jp
家系ラーメンをベースに、昆布や椎茸の出汁がブレンドされて滋味深く、風邪をひきそうな時こそ食べにいった。そのだし屋は、自分が卒業した後、2010年代の中頃に閉店してしまった。その後、店主は別の店舗を構えたとの情報をネットで目にした。いつかまた思い出のラーメンが食べれるんだ、という可能性だけで嬉しくなっていた。
が、その可能性はゼロになった。昨年、店主が亡くなってしまったのだ。
訃報のお知らせ
— ラーメンJUNJI (@ramen_junji) 2023年10月26日
当店主の増田順次儀
かねてより入院療養中のところ
10月21日 肝硬変にて急逝いたしました
享年59歳でした
葬儀は故人の遺志により10月25日に家族葬にて執り行いました
誠に勝手ではございますがご香典ご供花の儀は固くご辞退申し上げます
生前のご厚誼に心より深謝し御礼申し上げます