オリパラのために、首都圏の大学は５月の連休を潰した。開催期間に授業があると、学生がボランティアに参加できないからだ。休日運行の下り電車は、都心から郊外に遊びに出かける風の人々がちらほら。いつもなら空いてる時間帯ほど混雑していて、緊急事態宣言中とは？と思いつつ、授業のために出勤した。
2020年は「AKIRA」の年になる予定だった。だが実際は、同じ大友作品でも「MEMORIES」のほうだった。武漢で「最臭兵器」が炸裂し、我々の暮らしは「大砲の街」になった。ニュースが伝える感染者数に実感のわかないまま、浮かない気持ちで過ごす日々。いつか＜三密＞や＜五つの小＞も「彼女の思い出」になるのかな、と淡い期待を抱きつつ、国際社会の「気分はもう戦争」の様相を呈している。
「いやぁ、まいったね」としか言えない連休だったが、思いがけずくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンが放送されたのは嬉しかった。今後も四半期に一度は放送してくれると良いんだけど。
