卓上工具の収納
個人用の良く使う工具は、シーフォース 木製卓上工具ケースにまとめている。フットプリントはA4より小さく、机に置いて邪魔にならないのがいい。作業中は結局、工具が机の上に散らばってしまうのだけど、その後の整理整頓が圧倒的に楽。
シーフォースの工具ケースは、たぶんG Partsの卓上ツールボックス2と同じ商品(売り切れ)。
G Partsのほうは引き出しがカンナがけされてるそうで、使い心地はよさそう。もっとも、シーフォースのも紙やすりであたりをとればいいだけの話で、問題なく使えます。自分は奥のスリットに3Dプリンタで作った仕切りを追加して、ノギスやドライバーが立てかけられるようにしています。
その他の工具の収納
ノコギリやゴムハンマー、電動工具などはDeenのコンパクトキャビネットに収納している。自動車の整備工場とかで使われる本物は、オフィスで使うには大きすぎ。その点、Deenのコンパクトキャビネットはサイズ(W640 x D340 x H790mm)が丁度よく、上段から下段まで、椅子に座ったままでも工具が取り出せる。使用感についてはこの動画が詳しい。
類似のキャビネットはKTC(740×470×910)やTONE(676x460x995)、アストロプロダクツ(688x330x790)やストレート(690x330x790)など、各社から販売されているけど、値段・サイズ・引き出しの耐荷重・作りの良さを総合的に考えて、自分にはDeenがベストだった。気に入らなかったのはエンブレムくらい。なので買ってすぐに明和電機のエンブレムに張り替えた。
安い買い物ではないので、セールを見逃さないようにしたい。とはいえ、最近はなんでも値上がり傾向なので、高い買い物ほどお早めに。自分が買ったときは5万円を切っていました。
部品や素材のストック
アステージのコンテナは学生時代から使っていて、20年以上壊れないので信頼している。もはや業界標準なのか、ホームセンターに行くと、他社からも同型のコンテナが必ず売っている(OEM?)。自分がもっぱら使うのは、A4のコピー用紙より2回りほど大きいくらいの、サイズ13とサイズ25。作りかけのプロトタイプや、部品や素材のストックなどを無造作に突っ込んで、積み重ねている。中に何を入れたか忘れずに済むから、色は透明が好き。ラベルは3Mのポストイット(全面粘着ロール)に書いている。テプラでラベルを作るとオフィスが事務的になりすぎるので、下手な字でも手書きの方が気分がいい。
アステージのコンテナには大きく4つのバリエーションがある。自分は蓋の開け閉めがめんどくさいのと、スタックすれば蓋がわりになるので、NFボックスばかり使っている。
- NFボックス 蓋なし
- NCボックス 蓋あり(樹脂バックル)
- NTボックス 蓋あり(金属バックル)
- NVボックス 蓋なし、グリップあり。サイズの選択肢が少ない。
NFボックスに入りきらないジャンク部品や、照明などの機材は、農家用の収穫カゴにぶちこんでいる。地味な色・安い・丈夫・スタックできるのが良いところ。
フリーアドレス用
最近、研究室の学生用にリングスターのタフリー(おかもち)とスーパーバスケットを買っている。学生数と作業スペースの関係から、研究室はフリーアドレスにせざるを得ないのだが、そのせいでプロトタイピングが滞っては元も子もない。少しでもストレスが減ればと思って、試験的に買って、何名かに使ってもらっている。リングスターの製品は、自分も自転車用の工具箱を使っているが、軽くて丈夫で作りも良い。学生からの評判が良ければ、1名1セットずつ揃えたい。