祭りの準備

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文化庁メディア芸術祭が唐突に終了した。自分にとって文化庁メディア芸術祭は夢の舞台だった。ゲーム監督の小島秀夫や映像作家の田中秀幸らに対する憧れが、作品を応募する強烈な動機だった。大学の先輩の後ろ姿が、夢は叶うと信じさせてくれた。

archive.j-mediaarts.jp

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それが、まさか、こんな終わりかたをするとは思わなかった。芸術祭に関わりのあった多くの人にとっても、この知らせは晴天の霹靂だったようだ。

文化庁がやらないのだとしても、メディア芸術祭はあったほうがいい。あたらしいもの、おもしろいものを持ち寄って、感覚を揺さぶったり、思考をめぐらしたり、そういう祭りはいくらでもあったほうがいい。収穫祭がごとく、その年の恵みを祝って、なるべく多くの人と喜びたい。

そのために、今の自分が何ができるかというと、なにもないのが情けない。まかせろ!と言えるような力を、なにひとつ持たない甲斐性なしだ。

それでも、なにかやらなきゃいけないと、胸が急く。山月記の虎になってしまいそうな、埼玉の山の中で、自分はどうしたらいいのだろうと自問した挙句、そこで、せめて、まずは、なにより、声を出すほかない。で、こんなtwitterアカウントをいきおい作った。

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誰がとか、どうやってとか、そういうことはさておいて、これからもメ芸やろうぜ!