自転車どろろ

寸暇を見つけては、折り畳み自転車の部品を交換している。購入してから5年目に入り、立て続けにいろんな不具合が出てきたからだ。変更履歴は下記の通り。部品の選定は、価格.comの自転車道場道場長のレビューを参考にしている。

2016年9月

2017年10月

2018年10月

2020年12月

2021年1月

特に効果があったのが、BB交換、ブレーキ交換、そしてチェーンの交換だ。パーツをシマノに替えるたび、自転車は失われた能力を取り戻していった。それはまるで、手塚治虫のどろろのようだ。

始まりの終わり

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2020年が終わろうとしている。今年もまた新たな経験と責任を重ねる1年だった。幸いがあるとすれば、昨年の努力の幾つかが芽吹いたことだ。その対応に多忙を極めたが、徒労でなかっただけマシだと思う。

新型コロナウイルスは、自分にとっても悪影響を与えている。まずもって作品の展示機会が失われた。加えて大学の封鎖、授業のオンライン対応、海外からの荷物の遅配、イベントのリスケなどがスケジュールを圧迫し、制作に十分な時間が割けないでいる。その皺寄せは年末年始にやってきて、明日は大晦日だというのに、息つく暇もない。

と、そんな泣き言も言ってられない。もっと辛いのは学生だ。大学はオンライン授業によって、(かろうじて)教育を提供できている。しかし学生が大学に期待していたのは、豊かな学生生活だ。彼らが活動を制限することによって、社会全体の感染拡大が防げていることを、国民は忘れてはいけない。政府は学生たちに謝金を払ってもいいんじゃないだろうか?

来年はどうなるだろう。まったく楽観はできない。だから生活だけは、なるべく楽に、できるだけ楽しくしたい。2020年は二度もギックリ腰になった。新コロ対応で座り仕事が増えたせいだ。傷んだ体を楽にしてくれたのは、インフィニティチェアと、マッサージガンだ。後者は特におすすめで、自分はAmazon廉価な模造品を買ったが、十分な効果を感じている。安物買いの銭失いを恐れるなら、マイトレックスリバイブが安心だろう。

一方で、心を楽しくさせてくれたのは、太田上田だ。Youtubeで過去放送のダイジェストを見るうちにはまってしまった。バックナンバーを見るためにHuluにも加入してしまった。中京テレビがこんなに面白い番組を5年もやってたなんて知らなかった。

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こうしたもので心身を癒しつつ、2021年も創作に励んでいきたい。

 

最後に、2020年の制作物を、どうかご高覧ください。

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それでは皆さん、良いお年を。来年もよろしくお願いいたします。

 

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Maker Faire Tokyo 2020に参加した

今月初頭に開催されたMaker Faire Tokyo 2020に参加した。学生の作品を展示する予定だったが、コロナ禍の影響で厳しくなり、残念だけど自分の作品のみを展示した。

この作品の詳細については、いずれ機会を見て文章にしようと思う。ところで、Maker Faire Tokyoに参加するのは、実はこれが初めてだった。規模こそ巨大だが、雰囲気はOgaki Mini Maker Faireと大きく変わらないと思った。ものづくりの数寄者たちが、今年一年の成果を引っさげて、とても楽しい展示をしていた。

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そして、これは再確認なのだけど、自分は最寄りのMaker Faireに参加するのが好きだ。それはSingapore Maker Faireのおかげである。Maker Faireは、学会やアートフェスより、ずっと世の中に開けている。だから普段は会話もない街の人とも、フランクに話ができる。それが楽しいから、定期的に参加したくなる。

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今回の展示で、なにより天晴だなぁと思ったのは、Maker Faire Tokyoの運営だと思う。世の中はリスクを回避するために、過剰なまでの自粛状態にあるけれど、適切な防止策をとれば、ちゃんとイベントができるんだと世に示してくれた。怯まず、立派だった。作るっていうのは、こういうことだよね。