腰痛ベルトに救われた

30歳を過ぎたあたりから、ギックリ腰に悩まされるようになった。運動意欲が消えるほど忙しく、休日を眠って過ごしたり、ストレスを食で発散させる日々が続くと、決まってギックリ腰がやってくる。今回は最悪なことに、バンクーバーへの出張前日にヘビーな奴…

失っても、生きる

メガロボクスというアニメが面白かった。あしたのジョー50周年を記念した1クールのアニメで、かつて「ジャパニメーション」と呼ばれた作品がもっていたクールさがあり、毎週、ほんとに楽しみに見ていた。今井レオのオープニングテーマもかっこよかった。 meg…

深圳製のカメラレンズを買った

先月は誕生月ということで、珍しく色々物を買った。そのうちの一つが、深圳の七工匠(7Artisans)が販売するマニュアルレンズ・25mm F1.8 MFTだ。シンガポールの通販サイトだと、送料込みで8,200円くらいだった。 F1.8だけあって、よくボケる。花を撮るとこん…

髪に効く? シャンプーと漢方

3-4年前から、前髪から頭皮が透けるのが気になっていた。上から光があたると特に顕著で、洗面台の前にたつと憂鬱になった。シンガポールは日差しが強いせいか、男女問わず薄毛が多い。加えて自分の祖父はツルツルだったし、父もフッサフサとは言えなかった。…

続々・深セン記

5月の頭に深圳と汕頭に行ってきた。深圳に行くのは2年ぶり4度目。今回は田中さんに案内してもらったおかげで、また新たな深圳を知ることができた。上の写真は深圳のOCT LOFTという街区で撮った。電気街の喧騒とはうって変わって、綺麗めなカフェやショップ、…

ベストの尽くし方

「和食は材料が9割」なんてことを魯山人は言っている。バゲットを焼くようになって、その言葉の意味がわかるようになった気がする(和食じゃないけど)。 exyk.hatenadiary.com パンの味は小麦粉の特徴そのものだ。香りのいいもの、噛むと味がするもの、よく膨…

ノートパソコンを金継ぎした

3年前にASUSのX205TAという格安ノートパソコンを買った。以来、出張や展示で酷使したせいで、とうとう樹脂製の筐体が欠けてしまった。そこで、欠けた部分に金継ぎを施すことにした。ちょうど割れたコーヒーカップを直すために、道具を買ってあったのだ。 今…

こんなポスターが欲しい

プラモの箱が棚に積まれているだけのポスターが欲しい。子供の頃に憧れた、模型屋に住むという夢を叶えたい。上の写真は手持ちのプラモで作ったプロトタイプ。積みプラモには心理的/視覚的な圧迫感があるけれど、平面になるとスッキリする。さしあたって1/35…

MATさいでりあ

先週末にMedia Ambition Tokyo 2018が閉幕した。作品を見てくれた皆様への御礼と、展示に携わった方々への謝意と、無事に終わったことへの安堵で、胸がいっぱいだ。 PHOTOGRAPH BY KOKI NAGAHAMA/2018 GETTY IMAGES 今回の展示は、自分にとっては青天の霹靂…

古いノートから

今週はチャイニーズ・ニューイヤーの関係で、職場も人が少なく、ゆっくり仕事をすることができた。せっかくの機会なので、新作の準備を始めたり、クロッキー帳やEvernoteに書き留めた作業ノートを整理して過ごした。 古いノートを読み返すうち、妙に力のこも…

2017年に買ってよかったもの

田中さんに影響されて、僕も昨年買って良かったものをリストすることにした。 pho.hatenablog.com 吉永サダムのスープカップ 1bankan.com 3月に九州を旅行して、唐津焼や有田焼、伊万里焼に波佐見焼をいくつか買った。そのうち、もっとも使用頻度が高いのは…

原点へ

今年は努力が空回りすることが多く、なんだか歯がゆい一年だった。その一方で、人の縁には恵まれていた。とりわけ首都大の馬場さん、札幌市大の藤木さんにお会いできたのは嬉しかった。 自分が学生の頃に影響を受けたのは、研究室の先輩だった植木さんと徳久…

バゲットの進捗

今年の春から、週末になるたびバゲットを焼いている。藤森二郎さんのレシピ本を参考にアレンジを加えたら、だいぶ安定して好みのバゲットを焼けるようになった。最近は、次の分量・次の工程でバゲットを焼いている。 分量(3本分) 小麦粉 375g 水 230g 塩 7g …

橋と箸

びっくりした。 余暇を使って東京ミッドタウンアワード2017のデザイン部門に応募していたのだが、今回の入賞作と、自分たちの提出案が、かなり接近していたのだ。 テーマは東京だった。あいにく自分は東京に住んだことがない。東京へ行くためには、幾つも橋…

修士のころ

研究所で勤務していると、普段はあまり学生との接点がない。学会や展示などにでかけて、ようやく彼らと話す機会がある。自分はもう36歳なので、修士の学生とも干支で一回り以上も違う。自分の研究や作品を堂々と発表する彼らを見ると、エネルギッシュだなぁ…

創作のための道具は、なるべく所有したい

創作のための道具は、なるべく自分で所有したい。何故なら、何かを作る時に、誰かの許可を得たり、手続きを踏んだり、気を遣ったりするのは、創作の楽しさをスポイルするからだ。 一昔前の3Dプリンタは、大昔のコンピューターと同じだった。しばしば資金力の…

シンガポールのスーパー銭湯で元気になった

春から夏にかけて精力的に活動したら、お盆あたりでヘトヘトになった。はやいとこ調子を戻したいなぁと考えて、思いついたのがサウナだった。というのも、著名なニートが書いた「ひきこもらない」という本に、サウナの良さが力説されていたからだ。 年中ダル…

Maker Faire Singapore 2017

週末に開催されたSingaproe Maker Faireに「もじげん」を出展した。シンガポールのMaker Faireには、初回から毎年欠かさず足を運んでいる。うち出展したのは2012年・2014年・2017年の3回、妻の出展に加勢した2016年を含めれば4回だ。 Singapore Maker Faire…

岐阜のこと

今年の三月に帰国した折、実家の岐阜で運転免許を更新した。前回までは三田洞という岐阜市の北の果てにある運転免許試験場まで行かなければならなかったけど、今回からは中心地から遠くない「ぎふ清流文化プラザ」で済ませられるようになった。 清流文化プラ…

バゲット作りにハマる

3週間くらい前から、バゲットを焼くのにハマっている。そもそも僕は、バゲットが好きだ。洋食を食べに行くと、メインディッシュの前に出されるパンで、つい腹をいっぱいにしてしまう。その一方で、僕は長い間、バゲットは家庭で焼けないもの、と思い込んでき…

ステラークは笑う

5月20日から、マリーナベイサンズ併設のアートサイエンスミュージアムでHuman+という展示が始まった。その関連イベントでステラーク(Stelarc)の講演があったので、友人たちと行ってきた。 ステラークを知ったのは、ちょうど10年くらい前のことだ。出展したイ…

子分と舎弟の違い

久々にKindle Unlimitedに登録したら、Twitterで人気の登場人物全員ゴルゴのヤクザ漫画・日本極道史があったので読み始めた。 初期は噂通りのゴルゴっぷりで、組長も若頭も殺し屋も髪型以外は全員同じ。前後のコマをチェックしないと、誰が誰だかわからなく…

ブキバト「ブキティマがやられたようだな」

シンガポールの地下鉄の駅名は他言語が混在していて面白い。中国語もマレー語もタミル語も話せないから、電車のアナウンスを聞くたびゲームとかアニメの世界にいるような気分になって妄想が膨らむ。そんなわけで今日は脳内の民明書房に収録されている語彙の…

世界の中心がロンドンであり続ける理由

今年の夏にロサンゼルスへ行くことになった。現地での仕事は楽しみだけど、あの横柄なアメリカの入国審査と、シンガポールからLAまでの旅路を想像すると、今から気が滅入ってくる。 シンガポールからアメリカへ行くには、東アジア(東京・北京・ソウル・台北…

ひとくちに研究職といっても、4つくらいの職分がある

久々に西堀栄三郎の「忍術でもええで」を読んだら、(自然)科学的なアプローチばかりが研究じゃないんだぞ、と大いに励まされる表に再会したので、改めてエクセルで書き写した*1。各項目の詳細については、ぜひ原著を読んでもらいたい。約40年前の本とはいえ…

問題がなくても問題ない

僕は電子遊具(ガジェット)を作っている。なので、見て、触って、面白い!と感じられるものが作りたい。ジャンルとしてはエンターテイメントで、テレビ番組やアニメ、漫画やゲームなんかと近いものを作ってる認識だ。 新しいガジェットを作るときは、これまで…

レクサスは、まぁあかん

10月の初旬に、ちょっとしたガジェットのアイデアが思いついた。たまたまレクサスのデザインコンペ「Lexus Design Award 2017」の締切が1週間後だったので、ハッカソン的な勢いでプロトタイプを作って、応募することにした。審査員に伊東豊雄氏がいること(お…

未来の飯は、今より絶対に美味い

週末に実写版の攻殻機動隊を見た。酷評する友人も多いけど、僕はけっこう楽しめた。押井版のシリアスさを残しつつも、SACほどはポップでもなく、全体的に一見さんにも優しい映画になったと思う。劇伴音楽は抑制が効いてて特にカッコよかった。比較対象として…

レーザーカッターのこと

昨年から職場のレーザーカッターの調子が良くない。そこで物は試しにシンガポールのMaker Spaceまでアクリルを切りにいった。もじげんの先端部分のアクリル板(5mm厚・8本分)を切り出すのに、1時間・100Sドルくらいかかった。 この価格だと、決して気軽に使え…

一撃

好きなものは繋がっている。「へうげもの」がきっかけで陶芸が好きになり、茶碗を見に出光美術館へ行ったら仙厓の絵が好きになり、仙厓の絵を見に府中美術館へ行ったのが、4年前の今日だ。 今週、久々に仙厓を主人公にした歴史小説を読み返したら、「一撃忘…