やる気がでないのは、自分のせいじゃない (タニタ 温湿度計TT-559)

3Dプリンタの敵は、温度と湿度の変化だ。マテリアルを劣化させず、安定してモデルを出力するために、気温が高くて、湿度の低い室内を維持したい。そこで今年の2月から作業部屋に温度湿度計を置くことにした。安心のタニタ製だ。 これが想定以上に良かった。3…

WiFiの強さ = 酸素の濃さ (TP-Link Deco M4)

春から関東の郊外にある2LDKのマンションに住んでいる。駅に近いほかは誇るところのない部屋だが、夫婦で住むには十分な広さで、生活空間と作業空間が分離できたのは嬉しい。 一方、インターネットに関しては不満があった。長細い間取りの、鉄コン造のマンシ…

アル中じゃなくても、美味い味醂は呑める

学生の頃、調味料はシャンプーやトイレットペーパーと同等だった。好んで買うというより、無いと困るから買うもので、いつもスーパーの特売品で間に合わせていた。料理の味付けは、決まって塩と胡椒、そして砂糖と醤油だった。これに麺つゆと味噌が加わるこ…

事務能力の低い人間の働き方改革 (モノが少ないと快適に働ける)

新しい勤務先では、文具ウェブマガジン pen-infoの土橋さんが書いた「モノが少ないと快適に働ける」を参考に、まずは個人用の作業場を作っていくことにした。 大きめの机を使う。机の上には物は置かない。死蔵品を溜めてしまう引き出しもなくす。働き始めの3…

水筒があれば自販機はいらない (キャプテンスタッグ HDボトル1000)

シンガポールと比べて、日本は物にあふれている。日本で物を買うのは、河原でお気に入りの石を見つけるようなもので、楽しいというより、難しいものだ。みな大なり小なり、物を選ぶことにストレスを感じているに違いない。だからこそ、一人がみつけた正解や…

途上国の犬になる

先週末に、念願の「ウェルビー」に行った。ウェルビーとは、名古屋に3店舗を構える男性サウナの専門店。タナカカツキさんのサ道を読んで以来、ずっと行きたいと思っていたのだ。 漫画で絶賛されたのはウェルビー栄店の「森のサウナ」だが、今回は台湾ラーメ…

海外で働くということ

シンガポールから帰ってきて暫くの間は「やっぱり日本の方がいいでしょ」と言われることが多かった。確かに日本は良いところで、物価も安いし、物流も発達しているし、自然も伝統文化もある。物作りに対する社会の理解もある。だけどシンガポールだって負け…

光造形3Dプリンタ Anycubic Photon 導入時に必要なもの

SIGGRAPH Asiaでの展示後に、光造形の3Dプリンタを買った。個人用の光造形機だとFormlabsのFormシリーズが有名だが、50万円という価格には二の足を踏んでしまう。そこで、本体価格が5〜6万円代と廉価で、国内のユーザ数も多いAnycubic Photonを購入した。中…

円の縁

年を越す前に、CD Prayerについて書いておこうと思う。 いきなりだが、僕は仏教徒だ。自分で選んだわけではない。家の宗教が仏教だったから、自分も仏教徒になっていた。その自覚を持ったのは、祖母が亡くなった11歳の夏だ。これが自分にとって初めてのお葬…

Ogaki Mini Maker Faire 2018に出展した

Ogaki Mini Maker Faireに出展した。会場が実家から車で15分ということもあって、気楽に参加することができた。今回の展示物は、ライフワークとして作っている仏像だ。 vimeo.com vimeo.com 珍妙なガジェットだが、地元の人たちに好評だったのが嬉しい。それ…

人に振り回されると(運動だって)消耗する

日本に帰ってから近所のスポーツクラブに通っている。昨今のスポーツクラブは実に快適だ。サウナ+水風呂もあるし、大浴場まである。今は正直、この風呂を楽しみに通っている。筋トレや水泳は、風呂を満喫するための準備運動みたいなものだ。 スポーツクラブ…

ヤマメとサクラマス

今朝のNHKの放送で、心に響くものががあった。それは自然番組の一節で、ヤマメとサクラマスについての映像だった。 www4.nhk.or.jp ヤマメの幼魚は川虫を食べて成長する。川虫は流れの強いところで獲れるので、幼魚間で餌場を巡って争いがおこる。初期に餌場…

岐阜は自転車が楽しい

10月から岐阜で生活している。岐阜市は公共交通機関が乏しいが、橋を除けば平坦なので、街中の移動は自転車でことが足りる。それを見越して、愛用の折りたたみ自転車を預け荷物で飛行機に乗せ、シンガポールから岐阜まで持ち帰ってきた。 exyk.hatenadiary.c…

スリランカ旅行の方法

9月末でシンガポール国立大学を去った。いい機会なので、日本へと帰る前にスリランカを旅行することにした。きっかけは、前職にスリランカ人の同僚が多くいたからだ。彼らがみなナイスだったので、スリランカへの興味が8年をかけて醸成された。そして、つい…

腰痛ベルトに救われた

30歳を過ぎたあたりから、ギックリ腰に悩まされるようになった。運動意欲が消えるほど忙しく、休日を眠って過ごしたり、ストレスを食で発散させる日々が続くと、決まってギックリ腰がやってくる。今回は最悪なことに、バンクーバーへの出張前日にヘビーな奴…

失っても、生きる

メガロボクスというアニメが面白かった。あしたのジョー50周年を記念した1クールのアニメで、かつて「ジャパニメーション」と呼ばれた作品がもっていたクールさがあり、毎週、ほんとに楽しみに見ていた。今井レオのオープニングテーマもかっこよかった。 meg…

深圳製のカメラレンズを買った

先月は誕生月ということで、珍しく色々物を買った。そのうちの一つが、深圳の七工匠(7Artisans)が販売するマニュアルレンズ・25mm F1.8 MFTだ。シンガポールの通販サイトだと、送料込みで8,200円くらいだった。 F1.8だけあって、よくボケる。花を撮るとこん…

髪に効く? シャンプーと漢方

3-4年前から、前髪から頭皮が透けるのが気になっていた。上から光があたると特に顕著で、洗面台の前にたつと憂鬱になった。シンガポールは日差しが強いせいか、男女問わず薄毛が多い。加えて自分の祖父はツルツルだったし、父もフッサフサとは言えなかった。…

続々・深セン記

5月の頭に深圳と汕頭に行ってきた。深圳に行くのは2年ぶり4度目。今回は田中さんに案内してもらったおかげで、また新たな深圳を知ることができた。上の写真は深圳のOCT LOFTという街区で撮った。電気街の喧騒とはうって変わって、綺麗めなカフェやショップ、…

ベストの尽くし方

「和食は材料が9割」なんてことを魯山人は言っている。バゲットを焼くようになって、その言葉の意味がわかるようになった気がする(和食じゃないけど)。 exyk.hatenadiary.com パンの味は小麦粉の特徴そのものだ。香りのいいもの、噛むと味がするもの、よく膨…

ノートパソコンを金継ぎした

3年前にASUSのX205TAという格安ノートパソコンを買った。以来、出張や展示で酷使したせいで、とうとう樹脂製の筐体が欠けてしまった。そこで、欠けた部分に金継ぎを施すことにした。ちょうど割れたコーヒーカップを直すために、道具を買ってあったのだ。 今…

こんなポスターが欲しい

プラモの箱が棚に積まれているだけのポスターが欲しい。子供の頃に憧れた、模型屋に住むという夢を叶えたい。上の写真は手持ちのプラモで作ったプロトタイプ。積みプラモには心理的/視覚的な圧迫感があるけれど、平面になるとスッキリする。さしあたって1/35…

MATさいでりあ

先週末にMedia Ambition Tokyo 2018が閉幕した。作品を見てくれた皆様への御礼と、展示に携わった方々への謝意と、無事に終わったことへの安堵で、胸がいっぱいだ。 PHOTOGRAPH BY KOKI NAGAHAMA/2018 GETTY IMAGES 今回の展示は、自分にとっては青天の霹靂…

古いノートから

今週はチャイニーズ・ニューイヤーの関係で、職場も人が少なく、ゆっくり仕事をすることができた。せっかくの機会なので、新作の準備を始めたり、クロッキー帳やEvernoteに書き留めた作業ノートを整理して過ごした。 古いノートを読み返すうち、妙に力のこも…

2017年に買ってよかったもの

田中さんに影響されて、僕も昨年買って良かったものをリストすることにした。 pho.hatenablog.com 吉永サダムのスープカップ 1bankan.com 3月に九州を旅行して、唐津焼や有田焼、伊万里焼に波佐見焼をいくつか買った。そのうち、もっとも使用頻度が高いのは…

原点へ

今年は努力が空回りすることが多く、なんだか歯がゆい一年だった。その一方で、人の縁には恵まれていた。とりわけ首都大の馬場さん、札幌市大の藤木さんにお会いできたのは嬉しかった。 自分が学生の頃に影響を受けたのは、研究室の先輩だった植木さんと徳久…

バゲットの進捗

今年の春から、週末になるたびバゲットを焼いている。藤森二郎さんのレシピ本を参考にアレンジを加えたら、だいぶ安定して好みのバゲットを焼けるようになった。最近は、次の分量・次の工程でバゲットを焼いている。 分量(3本分) 小麦粉 375g 水 230g 塩 7g …

橋と箸

びっくりした。 余暇を使って東京ミッドタウンアワード2017のデザイン部門に応募していたのだが、今回の入賞作と、自分たちの提出案が、かなり接近していたのだ。 テーマは東京だった。あいにく自分は東京に住んだことがない。東京へ行くためには、幾つも橋…

修士のころ

研究所で勤務していると、普段はあまり学生との接点がない。学会や展示などにでかけて、ようやく彼らと話す機会がある。自分はもう36歳なので、修士の学生とも干支で一回り以上も違う。自分の研究や作品を堂々と発表する彼らを見ると、エネルギッシュだなぁ…

創作のための道具は、なるべく所有したい

創作のための道具は、なるべく自分で所有したい。何故なら、何かを作る時に、誰かの許可を得たり、手続きを踏んだり、気を遣ったりするのは、創作の楽しさをスポイルするからだ。 一昔前の3Dプリンタは、大昔のコンピューターと同じだった。しばしば資金力の…