未踏なら、それでいいのか

研究活動の一側面に、未知を発見し記述する、という営みがある。研究者は、未知を前に無知ではいけないので、研究を始める前に(そして進めている間も)、先行事例を調べていく。仲間に聞いたり、論文を読んだり、グーグルしたり。そうやって集めた先行事例を…

新しいカメラが欲しい

デジカメのピントがあわなくなった。3年前に買ったCanonのPowerShot S100だ。ある日、街中で写真を撮っていた時に気づいた。広角側の周辺がぼやっと流れたような絵になるのだ。望遠側はもっとひどくて、どこかモヤがかかったような写真しか撮れない。シンガ…

肉、保存

シンガポールにきてから、三年強ほどルームシェアだったし、外食文化の国ということもあって、ちっとも自炊しなかっのだが、いざ一人暮らしを始めると、自分の家で食べたほうが落ち着くし、胃も心も休まる。ここ最近は、熟成という名の、肉の放置料理をよく…

映画メモ

最近とんと映画を見なくなったので、今年は週に一本は映画を見ることにした。加えて、ただ見るだけでは忘れてしまうので、簡単な感想をブログに書くことにした。 ロボコップ(リメイク版) 日本からシンガポールに戻る飛行機で見た。オリジナルは子供のころに…

深セン記

最近はもっぱらMakerムーブメントの伝道師として国内外を駆け回っている高須正和さんに誘われて、8月5日から10日にかけて、中国の深センに行ってきた。深センは、その全ては圧倒的な安さが引き起こしているように感じられた。まず材料費。例えばタミヤが250…

前略 ギレルモ・デル・トロ様

まずはパシフィック・リムという素晴らしい作品を、私たち世界中の映画ファンに届けてくださったことに、大変感謝しております。私は去る7月14日にシンガポールで本編を見ることができました。その緻密な世界設定に冒頭から引きこまれ、最初から最後まで鳥肌…

覚書

甘酒を作った後、現在までにどぶろくを1回、ミードを2回(3日発酵・10日発酵)作った。そこでわかったことなどを、乱雑ではあるが、書き留めておこうと思う。 職場から少し北に行ったところに、醸造用品店を発見した。主にビールがメインだが、ワイン用の酵母…

32

本日をもって32歳になった。シンガポールにきて3度目の誕生日。2011年*1・2012年*2に引き続き、今年も現時点で思うことなどをメモしておこう。 4月になって、また上司が変わった。上司が変わると、職場の雰囲気がガラッと変わる。恐ろしいほど変わる。そうし…

甘酒を作った

粥と麹を混ぜた段階。 一晩保温して完成した甘酒 美味しいどぶろくを作るには、米と麹だけの旨味を知る必要があると思い、甘酒を作ることにした。 http://www.isesou.co.jp/kouji/recipe.shtml#amazake作り方はえらく簡単。まず1合の米を3合分の水で炊き、お…

どぶろくを作った

明治以降、日本では個人醸造がご法度だけど、シンガポールでは月30リットルまで認められている。 http://www.customs.gov.sg/insync/issue03/tips/tips.htmlそんなわけで、先週一週間かけてどぶろくの製造にとりかかった。製作にあたっては、主に下記のサイ…

ヤバい映像2012

2012年を振り返って、いろんな意味でヤバいなと思った映像をまとめておきます(各タイトルは僕が適当につけてます)。 大賞:猫コプター 愛猫の遺体をクワッドコプターにしてあげようという善意がヤバい。この映像を見た時、自分の道徳観がグラっときた。 ロボ…

シンガポールのリアル

この国にきて、もうすぐ2年。だからこそ、シンガポールってどんな国?と聞かれると、困ってしまう。なぜなら、カジノもF1もマーライオンも、いわゆるカッコつきの観光資源は、氷山の一角に過ぎないから。シンガポールは、厳格だけど適当で、管理されてるけど…

新居さんの教え

新居さん(http://twitter.com/hnii)が9月末をもってラボを離れ、新天地へと旅立たれることになった。残された僕らは、新居さんの門出を祝福しつつも、寂寞と狼狽を隠せないでいる。新居さんがものづくり環境をセットアップしてくれたから、僕らは工作に専念…

Canon PowerShot S100は楽カメラ

お盆に帰省した際にCanon PowerShot S100を買った。作品の物撮りと展示のアーカイブ用には、2009年末に買ったCanon EOS Kiss X3を使ってるんだけど、さすがに普段は持ち歩けない。とりわけレンズをTAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VC B005に交換してから…

Singapore Mini Maker Faire

8月4日・5日に開催されたSingapore Mini Maker FaireでCatapyを出展しました。これが記念すべきシンガポール初のMaker Faireというわけで、期待に胸ふくらませ、馳せ参じたわけです。場所はシンガポール・サイエンスセンター。シンガポール島西部のジュロン…

大学生の頃に好きだった映像。

蒸し暑い休日の夜、昼寝のため寝付けず、ふと思い立って、今から10年前、僕が大学生の頃に好きだった、そして今でも好きな映像をまとめることにした。 バトル野郎(1999年) ワラッテイイトモ、(世に出たのは2003年頃?) iamasTV(2000年頃) http://vimeo.com/14…

31

昨日・5/2で31歳になった。昨年*1に引き続いて、今、この時点で思っていることを箇条書きにしておこう。 最近、上司が変わった。それに伴い、状況がいろいろと変わった。やる気には、自分の中からわいてくるものと、環境がわかせるものと2つあると思うが、こ…

からだのこと

シンガポールに戻ってすぐ猛烈な下痢に見舞われた。それからずっと胃腸が最悪だった。もちろん医者に診てもらった。でも結果は判然としなかった。念のため漢方やビオフェルミンを飲んでみた。糠に釘だった。常に内臓がグルグルしてて、仕事にも力が入らない…

第十五回文化庁メディア芸術祭

二月下旬より、文化庁メディア芸術祭に参加するため帰国していた。今回は相転移的装置というコンセプトのもと、ニンジャトラックゲーム、ニンジャトラックミュージック、キャタピーという三つの玩具を出展した。作品の完成度的にも自分の体力的にも諸々不安…

Business Card 2012

紙やすり名刺をモデルチェンジ。今回はシンガポールの画材屋で調達した中国製の紙やすり(#500)を使用。織部っぽい感じがして、自己満足度高し。

博士が愛したラーメン

シンガポールは、日本人が2万人ほど住んでいるせいか、ラーメン屋が多い。シンガポーリアンによる店があり、日本人がシンガポールで始めた店があり、一風堂や山頭火といった日本の名店があり、そして最近はラーメン博物館的な施設ができるなど、ラーメンを食…

捗る工具・捗らない工具

給料をもらうようになって良かったこと,それは自分に投資できるお金ができたこと.今まで買うに買えなかった本や,交通費的な意味で行けなかったイベントや,高嶺の花で揃えられなかった工具に対して,無理せずお金が出せるようになったのは,ほんとうに嬉…

EC2011

10月6日から日本に滞在している。今回は帰省ではなく、出張での帰国につき、日々が緊張の連続である。とはいえ、ようやく前半戦が終わって一息つくだけの余裕ができた。なので今日は、今回の出張のメインイベントとなったEC2011について、ちょっと書いておこ…

バカエロPV

友人にBenny BenassiのSatisfactionを教えてもらってツボにはまった。なのでバカでエロいPVを集めることにした。サックスをくわえた唇や、トランペットさする指先がエロい。吹奏楽部から怒られそうな感じが、実にバカで◎下着姿で新体操ってエロい。エロいだ…

LiPoの過放電を防ぐために電圧監視ICを使う

LiPoバッテリーは過放電すると、二度と使えなくなってしまう。3.7VのLiPoだと3Vくらいまでが使用限界のようだ。なので電圧監視ICを買った。僕が手に入れたのはテキサス・インスツルメンツのTPS3809L30。さっき試用してみたところ、VDD-GND間の電圧が3Vを下回…

諏訪ップ

帰国中に玉井尊師と諏訪をおとずれた。岐阜と長野はお隣さんだけど、日本アルプスに阻まれてるせいで、感覚的に距離が遠い。だからこそ旅することにしたのだ。そしたら最高だった。家路につくまでエキサイティングだった。なかでも興奮したのは、やっぱり藤…

今回の帰国は第一に祖父の見舞いが為なのだが、念願叶ったり、偶然重なったりで、実に面白い旅となった。そのピークは、ハギにひらいてもらったSNS(酒を飲んで叫ぶ)と称する飲み会だったと思う。その晩はだいぶ酔っぱらってしまい、今からじゃなにひとつ思い…

急遽の帰国

お盆に急遽帰国することになりました. お盆あけは流動的に動けるとおもうので,もしよかったら会いましょう. 俺,俺,遊べるよって人,いつものように予定を教えて下さい. http://chouseisan.com/schedule/List?h=70c9768095462b0d957bfa1cd6b707b2 8/2 …

読んだ本など

全部大学の図書館で借りた。 藤森照信建築 久々に興奮した一冊。高過庵のjpgを目にして度肝を抜かれた瞬間を思い出した。冒頭エッセイの「モダン建築は構造を隠さない」という記述にハッとした。僕がモダン建築が苦手な理由は、たぶんそこなんだと思う。たし…

恥ずかしさ

本当に好きなミュージシャンって、たとえば飲みの席で知り合った女に「学生のころ、なに聴いてた?」と聞かれても、決して口にしたくない。好きすぎて好きすぎてどうしようもないバンド、つまりはThe Smithsなんかを指すんだけど、仮にHeaven knows I'm mise…